「 遥かなる山河 」 シーズン最終キャンプ、〔1〕
今シーズン最終の渓流釣りキャンプです、
10月1日から一部の地域を除き渓流は禁漁になります、
9月28日から30日まで3日間、今シーズン最後のキャンプ釣行に行きました、
同行者はいつものNさんです、
一日目、
産卵遡上の大型魚を狙って富山県八尾のN川です、
この川、前回のキャンプでは 増水でほとんど釣りにならなかった、
今回の釣行に期待です、
AM4:30に到着、まだ暗くて川の状況が分らない、
ここのところ 雨が降ってないので水況が心配、
薄明るくなって、川の状況を見て、、、、ガッカリ、
水が少なすぎる、この水量では大型は期待できそうにない、
釣友は少し上流から入川、5:30に釣り開始、
予想どうり、釣れる魚は15cmくらいのチビばかり、
今回は大型狙いだから、
チビは来年おいで、・・・・リリースの繰り返し、
釣友が入川した場所まで5時間掛けてジックリ釣り上がって、
釣果は・・・25cm以上は3尾だけ、最大で27cmです、
狙ってた35cm以上は釣れません、
釣友もダメでした、
渓流釣りは難しい、水が多すぎても、少な過ぎてもダメ、
だから、面白い!
2日目の予定地、姫川の支流、K川へ移動、
川の入り口の集落で「遊魚証」を購入、
今年も熊の出没が多いので注意するようにと言われたけど、
どうやって注意するの?
「残飯を残さないこと、山に入るときは鈴を付けること」 だって、
そんなことは、いつもやっていることです、
林道を走っていると、
突然、眼前に「明星山」の大岸壁が出現し、そのせまるような荘厳さに圧倒されます、
明星山の大岸壁、
ロッククライマーの憧れの的です、
いつもの場所でキャンプ設営、
曇り空で月もなく、あたりは真っ暗です、
明日は5:30起床です、
2日目、
明星山の夜明けです、
AM4:45
AM 5:00
AM 5:15
この川は今回で3度目です、
それほど数は釣れないが、ここの岩魚は型がいい、それと魚が綺麗で姿がいい、
それより、何より渓相がすばらしい、
渓流釣りを満喫できる川です、
5:30 テントを出発、
林道の入り口にゲートが有り、1時間ほど上流へ歩いてから入川です、
この川も水が少ない、今日も期待薄です、
予想通り、釣れない、・・・全く釣れない、
今日は岩魚は機嫌が悪いみたい、
岩魚って、時々こんな日があるんですよね、
この川の核心部、
岩が大きく、遡行は一苦労、疲れます、
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追加補足(9月2日)
対岸の沢が滝で落ちています、
この滝 落差は100m以上はありそうです、
水量が多い時期の迫力のスゴサが想像できます、
この川は翡翠で有名です、
このあたりは翡翠の原石がたくさんありました、
岩を割ったり削り取ることはNGですが、小さいものを持ち帰ることはOKだそうです、
20~30cm位のものもありますが、翡翠は比重が大きく小さいものでもスゴク重い、
テントまで2時間、
持ち帰る体力はとてもアリマセン、
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核心部を過ぎたあたりから、急激に水量が減りだしたので、
そこで納竿、
釣果:二人で0尾、 ボウズです、
急に水量が減ったのを確認したかったので上流へいってみました、
対岸の沢が崩壊して大量の岩や土砂が堆積して、
水はその中へ伏流水となって、消えています、
下流でその水が再び地上に現れて流れています、
ボウズだったけど、山が綺麗、渓相はスバラシイ、水はスゴク綺麗、花もいっつぱい、
いつ来ても この川は気分爽快にしてくれます、
秋の渓流はいいですね!
山で咲いていた花です、
「サラシナショウマ」
「ダイモンジソウ」
「ジャコウソウ」
他にも色々な秋の花が咲いていました、
本日分の画像容量がオーバーしたので後日、UPします、
テントに帰ったのがPM 0:30
テントに着いたとき、明星山の頂上はガスが掛かって見えませんでした、
この山はいつもガスが掛かっていて見えることが少ない、
とっても、恥ずかしがりやの山ですね、
出発してから7時間、それで2人で「ボウズ」です、
こんな時は激疲れ~、
今日の泊まりは、
いつもの、「ペンションつばさや」 です、
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